Huluで観た初めての映画。
邦題からはあまり期待していなかったのだが(なんだかよくあるハッピーエンディングなラブストーリーかと思って)、かなり気に入った作品なのでご紹介。
↑予告編。日本語版が見つからなかった。
主人公は、レストラン料理長のマーサ。
自分の仕事には自信と誇りを持っていて腕も一流だけど、人付き合いはいまいち得意ではない。
ある日、シングルマザーだった姉が事故で亡くなり、その娘のリナを引き取ることになる。
母親の死で心を閉ざしたリナ、もともと他人と接するのが苦手なマーサ。
突然始まった2人の生活はかなりぎこちなく、リナはマーサが作った料理をまったく食べようとしない。
そんな中、レストランに新しく雇われてきたイタリア人シェフのマリオが…。
という感じのストーリー。
邦題だけ見るとレシピがふんだんに出てくるようだが、そんなことはない。
でも、料理を作っている風景や出来上がった料理は、とても素敵で美味しそう。
好きな人や心許せる人と一緒に笑いながら、美味しい料理を食べること。
ただそれだけで、生きてるってことはとても充実する。
そういうことを教えてくれる、心がほっこりする映画でした。
とてもおすすめです。
DVDはこちら。
ストーリーもさることながら、さらに心にしみるのは、作中で何度か使われるKeith JarrettのCountryという曲。
映画も音楽も、優しくて、孤独で、温かい。
こちらのアルバムに入っています。
それにしても、Huluはやっぱり便利ですね。
月額制でドラマや映画が観放題ってのは素晴らしいです。
気になってたドラマをとりあえず全部1話だけ観るってのもありかと思います。