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【本】綾辻行人の「館」シリーズを読み直してみたよ

2017/06/22

綾辻行人氏の「館」シリーズが好きです。
とは言っても、最後に「館」シリーズを読んだのはもう5年ほど前(2007年頃でしょうか)。
シリーズ7作目の『暗黒館の殺人』を読んだのですが、内容やオチが「個人的にはちょっと…」だったので、そこからはシリーズをチェックするのをやめてしまい、そのまま現在に至ります。
6作目の『黒猫館の殺人』までは面白かった記憶があるんですけどね。

2週間ほど前にふと「館」シリーズのことを思い出して、「綾辻行人」とAmazonで検索してみると、『びっくり館の殺人』『奇面館の殺人』というシリーズ8作目と9作目が出ていることがわかりました。
そこで早速、『奇面館』を注文してみました。(『びっくり館』の方は、Amazonのレビューを見ると酷評が多いのでやめました)

 

奇面館の殺人 (講談社ノベルス)綾辻 行人 講談社 2012-01-06
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読み始めてみると面白く、そのまま夜更かしして読み終えるという幸せな読書パターン。
「ふむふむ、そういうオチか。なかなか面白かった」と読み終わったはいいものの、「昔の「館」シリーズはもっと面白かったはず」という記憶がよみがえってきて、6作目までを一気に注文してしまいました。
(7作目の『暗黒館』は、いまいちな記憶しかないので注文しませんでした。そのうち機会があれば…とは思うのですが)


以下、各巻のご紹介。

 

十角館の殺人 (講談社文庫)綾辻 行人 講談社 1991-09
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まずは、「館」シリーズ記念すべき1作目の『十角館の殺人』。
ここから始まったわけですね。
この本を初めて読んだのはもう10年以上前のこと。
その頃はミステリーをほとんど読んだことがなかったので、このトリックはとても衝撃的で、「え!?」となったのを覚えています。
10年経った今読んでみると、オチは分かっているから衝撃を受けることはなかったんだけど、それでも面白く読めました。
会話がちょっと不自然かな、という感覚は残りますが、ここは個人の好き嫌いでしょうね。

 

水車館の殺人 (講談社文庫)綾辻 行人 講談社 1992-03
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2作目の『水車館の殺人』。
以前読んだときは、『十角館』のインパクトが強すぎたせいか、『水車館』にはいまいち衝撃を受けなかったんですよね。
ところが、今回読み直してみると、嵐に閉じ込められた館の中の雰囲気がよく出ていて、読んでて楽しかったです。
まぁ今回もやはり、トリックにはインパクトは感じませんでしたがw
それでもストーリーを楽しめたという意味で、個人的に高評価です。


内容とは関係ないんですが、この本の表紙の絵がとても好きです。
草原の向こうに見える怪しげな水車館が、不穏な空気を醸し出しつつ、何だか懐かしい気持ちにさせてくれます。
辰巳四郎さんというイラストレーターの方が描かれたそうです。

 

迷路館の殺人 (講談社文庫)綾辻 行人 講談社 1992-09-03
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3作目『迷路館の殺人』。
『十角館』とは違った意味で衝撃を受けました。あ、そういう構成もありなんだ、そういうトリックもありなんだ、と。


『水車館』と並んで、この本の表紙も好きです。
夏の日、森を抜けると向こうに迷路館の入り口が見える。
こちらも、何だか懐かしい気持ちになります。

 

人形館の殺人 (講談社文庫)綾辻 行人 講談社 1993-05-06
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4作目は『人形館の殺人』。
そのトリック、というかそのオチはありなのか?という
疑問が残る一冊で、「館」シリーズの中では型破りなものと言えます。
ですが、雰囲気は悪くなく、
ある意味、シリーズの中で一番怖いです。


この本の表紙も好きです。
何だか懐かし(ry

 

時計館の殺人 (講談社文庫)綾辻 行人 講談社 1995-06-07
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5作目『時計館の殺人』。ページ数は文庫で600ページ強。
4作目までが文庫で400ページ弱だったので、少しボリュームが増します。
その分、読みごたえも十分です。
トリックは見事にやられてしまいました。『十角館』レベルのインパクト。


この本の表紙は、特に好きでも嫌いでもないですw

 

黒猫館の殺人 (講談社文庫)綾辻 行人 講談社 1996-06-13
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6作目『黒猫館の殺人』。
このオチは、個人的にはとても好きです。
また、全体の雰囲気、文章の感じはシリーズの中で一番気に入っています。
読後感が爽やか(と言っていいものか)なのもいいですね。


表紙は…5作目までと絵の内容が違いすぎるのでノーコメント。

とまぁ、この7冊を1週間くらいでだだーっと読みました。
面白いミステリーは楽しく夜更かしできていいですね。

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